こんにちは。
さて、今回は介護職員処遇改善実績報告についてお伝えします。
よくテレビや新聞でも聞かれております「介護職員処遇改善制度」。
私どもでもご依頼を頂き、お手伝いをさせて頂いております。
制度概要と致しましては、日本の65歳以上高齢者人口は3640万人(2021年)で29.1%を占めており、
さらに増加する見込みがあるといわれております。その為、介護職が万が一、少なくなってしまうと
国にとって大きな損害となります。そこで介護職員様の賃金等を見直し、活性化を図ろうという制度です。
その為には、各介護施設にて大きく2つの取組みが必要となります。
ひとつは「キャリアパス要件」の取組み内容の構想、および実施。
もうひとつは「職場環境要件」に関する事の構想、および実施です。
「キャリアパス要件」についても、Ⅰ~Ⅲの種類があり、
「Ⅰ」:仕事に見合った役職や給料体系の整備。
「Ⅱ」:スキルアップ研修の計画、および実行。
「Ⅲ」:経験や資格に応じて昇給する制度の設立。となります。
そして、この取組みを全て実施している施設様が最も高い「加算Ⅰ」のランクを受けることが出来ます。
この「キャリアパス要件」、「職場環境要件」の2つの取組みを各様式に定め、
施設の管轄する市役所等に提出をし審査を受けます。
この7月は処遇改善加算の実績報告書を作成し提出する時期です。
勿論、容易な計画ではない為、実現するためには企業様の多大な努力が必要となりますが
目的は「もっと介護職の皆様が働きやすい施設」を目指すこと。
簡単ではありますが、当該制度についてご説明させて頂きました。
これからもっと暑くなりますが、十分な水分補給と休憩をして、熱中症には注意しましょう。
愛知 名古屋 人事パートナーズ 長谷川