5月も今日で終わり、気温も高くなってまいりましたが、
労働局から労働保険の申告書が届き始めております。
年度更新では、前年度の確定保険料と今年度の概算保険料を申告します。
確定保険料は
原則として前年4月から翌3月の勤務に対して支払われた賃金を集計し、
集計した賃金に前年度保険料率を掛けて保険料を算出します。
一方、概算保険料は
確定保険料で使った賃金額をそのまま利用し、今年度の保険料率を掛けて
算出する方法が一般的です。
今年は、平成28年度の雇用保険料率が下がりましたので、
全体として概算保険料の金額が低くなる傾向になると思われます。
保険料が下がることは企業にとってありがたい事ですが、
昨年までの概算保険料40万円をやや超える程度だった
企業様は少し注意が必要です。
一般的な事業ですと概算保険料が40万円を超えないと
保険料を分割納付できず、一括納付しなくてはなりません。
概算保険料は来年清算可能ですので、
少し多めに申告して分割納付にすることも
可能ですので、該当しそうな企業担当者様は
ご注意下さい。
年度更新について
「これであっているのか不安。」
「従業員数が増えて手間になってきた」
とお悩みがありましたら、お気軽にご相談下さい。
愛知 名古屋 社労士 人事パートナーズ 齋藤